1.はじめに
VMWare社の仮想化ソリューションのライセンスが、2024年2月より変更されます。
主な変更点は以下の内容になります。
・Essential / Essential Plus およびkitの販売終了
・製品の永続ライセンスのサポートおよびサブスクリプションの更新の終了
・今後は「VMware Cloud Foundation」と「VMware vSphere Foundation」の2つの基本モデルとオプションをサブスクリプションで提供する
購入済みの永続ライセンスについて保守を受ける場合は、既存ライセンスを下取りして新しいサブスクリプションを購入する方針で発表されているが、仕組み上の課題によりこの方針は適用されない見込み。
2.新体系での価格
新体系での参考価格は以下の通りになる予定。
Vsphere Standard サブスクリプション
サーバー1台の1CPUの1コア辺り、14,561円/年
最低1CPUにつき、16コアライセンス(\232,976-)が最低ライセンスとなり、1CPUあたりのコア数に応じたライセンス料が加算される。
例:
サーバー1台(1CPU / 8コアCPU)の場合
\14,561- * 16コア(16コアが最低ラインのため) = \232,976-
サーバー1台(1CPU / 24コア)の場合
\14,561- * 24コア(24コア分) = \349,464-
サーバー1台(2CPU / 24コア*2)の場合
\14,561- 24コア * 2 = \698,928-
VMware vSphere Foundation
サーバー1台の1CPUの1コア辺り、39,270円/年
最低1CPUにつき、16コアライセンス(\628,320-)が最低ライセンスとなり、1CPUあたりのコア数に応じたライセンス料が加算される。
例:
サーバー1台(1CPU / 8コアCPU)の場合
\39,270- * 16コア(16コアが最低ラインのため) = \628,320-
サーバー1台(1CPU / 24コア)の場合
\39,270- * 24コア(24コア分) = \942,480-
サーバー1台(2CPU / 24コア*2)の場合
\39,270- 24コア * 2 = \1,884,960-